思いがけず、お金がすぐにでも必要になることもあります。それなのに手当のめどが立たない。でも親戚や友人には恥ずかしいので知られたくない、こんな時には、仕方なくサラ金で借りてしまう人達がいますが、借金事態は止められません。なんせ、簡単に現金が手には入りますし、審査も簡単ですからね。
注意しなければならないことは、銀行に比べ利息が高いことや遅延損害金などの条件があります。借りる前には十分に認識しておかないと取り返しがきかなくなるかもしれません。それに、返済を延滞しないように、返済のために借金する借金スパイラルにはまります。それでも返済できなくなると次は闇金です。もし闇金を利用するようになれば一人では抜け出せません。
と、すると、闇金業者のどこが怖いのでしょうか。端的にいえば、法律で決まっている上限金利以上で、貸している業者、無登録で貸金業を営んでいる業者を、ヤミ金融業者といいます。そして、登録されている貸金業者でも法律で決められた上限金利以上で貸付けすれば正規貸金業者とは認められず闇金融となります。
近年までは、街金の貸出金利の象徴として「トイチ」といわれるものがありました。解説すると10日間経過するたびに1割の利息を支払うものです。それを今どきの闇金融になると、以前の２～３倍の金利、年利に換算すれば720～1080%にもなるケースもあります。
その結果、10万円を年利1080%（トサン）で借りるなら1年間で支払う利息合計は、スゴイことには、驚きの108万円にもなります。こんな信じがたい金利を返すことなんて無理です。
返金が1日でも遅延すれば、ヤミ金業者の厳しい取立てが始まります。昼夜の関係なく、繰り返し嫌がらせの電話をしたり、自宅や職場にまで集金に来たり、恐ろしい脅迫まがいの大声で回収しようとします。
この前に言ったように、違法な闇金は法外な高金利と、酷い取り立てにより、生活そのものを根こそぎ壊しますので、絶対に闇金から借りてはいけません。
残念ながらもうヤミ」金から借りている人は、自力で解決しようと考えないで、早く法律の専門家である、弁護士・司法書士に相談しましょう。
違法な存在であるヤミ金融の貸付金は、利息どころか元金も返す必要がないですし、実情によっては、闇金へ返済した元利金を取り返し、取り立ての恐怖に怯えなくてもよい静かな生活ができます。
プロである弁護士・司法書士でも、ヤミ金業界の知識と経験がある、弁護士や司法書士などの専門家に相談することが必要です。司法書士・弁護士事務所と大看板があっても、それぞれ得意とする分野が違います。
ヤミ金融業界は、法律の外で活動している非合法集団です。法律を学んだ専門家だからといって、勝てる相手ではありません。それについては先で述べたように知識と実績が一番必要です。
だったらどうすれば記述された弁護士や司法書士を探したらよいのでしょうか。
手っ取り早く簡単に見つけられるのはネット検索でしょう。裏金融対策の能力がある弁護士、司法書士ならば、そのスキルを看板にしているはずです。ネット検索の良いところは多くのサイトが見れますので、比較的に短時間で見つかるでしょう。検索が終わったら中から２～３の事務所に絞って電話か訪問ですが、まずは電話相談が気軽です。相談には自分の希望と、借金の内容がわかるように準備しておきます。
大方の弁護士、司法書士事務所は、相談については無料だと思いますが確認しておきましょう。この時に、複数の事務所に相談をすべきなのは、相談者の現状と希望が、事務所の方針とマッチしたところを探すめです。忘れがちなことは、闇金被害が解決した後のアフターケアも大事なことです。めったなことですが、闇金の報復的な嫌がらせが発すれば対処しなければなりません。
述べたように考えつく心配なことは相談の中で解決していきましょう。
いずれにしったて、思い描いているだけでは何一つ解決しません。とにかく、今日にでも専門家へ相談してください。
弁護士もしくは司法書士に闇金被害の解決を依頼すると、費用は闇金１件あたり３～５万円ほどですが、闇金融業者の恐怖が一掃される費用ですから、この10倍を払ってもよいほどの効果があります。だとしても、残念ながら手元に資金が無いようであれば、嬉しいいことに、依頼費用の後払い、それに分割支払いにも対応している事務所があります。
それに相談は無料で対応している事務所もありますので、複数の事務所へ相談することで、前述したように、己の現況に適合した弁護士なり司法書士を見つけましょう。そして重ねて、裏金被害の解決後のことも相談することです。